J-AN10002 シングルエンド発振器の推奨終端方法

急峻な立ち上がり・下がりエッジを持つクロック信号では、プリント基板(PCB)上のトレースを単なる配線ではなく伝送線路として扱う必要があります。この長さが一定限度を超えた場合には、トレースのインピーダンスをソース或いは負荷のインピーダンスにマッチングさせる必要があります。もしインピーダンスに不整合が生じた場合は、伝送線路上で信号の反射を引き起こし、結果リンギング、オーバーシュートやアンダーシュートなどの信号歪みを生じさせます。このアプリケーションノートでは、LVCMOS 出力で駆動するシングルエンドトレースの適切な終端方法のガイドラインを示します。なお、この文書では単一負荷・複数負荷の両方のケースについて触れております。

 

 
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